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HOT ! ■ TEISCO CHECKMATE 25 ■ 真空管アンプ【設計変更&整備済み】管理-308

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      ■ TEISCO CHECKMATE 25 ■ 真空管アンプ【設計変更&整備済み】管理-308の詳細情報

      ■TEISCO CHECKMATE 25■テスコ真空管アンプ【設計変更&調整済み】管理番号-308


      【メーカー】TEISCO ( テスコ株式会社 )
      【品 名】CHECKMATE-25
      【出 力】元仕様:25W > 設計変更後の仕様:10~12W程度
      【サイズ】 ヘッド部 幅:550mm 奥行:245mm 高さ:170mm 重量:9.0Kg
      スピーカー部 幅:650mm 奥行:280mm 高さ:470mm 重量 14.9Kg
      【製造年】1967年頃

      1960年代のエレキブームの時代に隆盛したブランド「テスコ」の真空管ギターアンプです。
      当時としては高性能を謳っていた最新スペックの人気の真空管アンプでした。

      出力管に7189A×2本、プリ部に12AX7×3本、12AU7×1本の構成となるオール真空管アンプです。
      入力はリバーブの掛かる入力と、リバーブの掛からない2入力がありますが信号回路そのものは1系統です。

      コントロールは [TREBLE][BASS][VOLUME][REVERB][TREMOLO DEPTH & SPEED]となります。
      リアにはスピーカー出力、トレモロSW、リバーブSW等が装備されています。

      アンプ側のスピーカーの出力インピーダンスは8Ωとなります。
      スピーカー・ボックスにはTEISCOオリジナルの12インチ / 8Ω / 30W が搭載されています。

      ■■ CHECKMATE シリーズの問題点について ■■
      1960年代の当時は日本もエレキブームで、国産のギターアンプ・メーカーも次々と生まれ、各社がその音量の
      大きさを競う時代になっていました。

      老舗のテスコもCHECKMATEシリーズとして多くの機種を発売していましたが、中でも比較的に小型モデルの
      CHECKMATE 10,15,20,25といったラインナップでは、当時としては出力が大きな7189Aという新しい出力管
      を搭載して他社と差別化をしていました。

      当時、出力管7189Aを選択したのは妥当な選択と考えますが、その設計にはかなり問題があったと思われます。

      7189Aは当時、普及していた6BQ5のプレート電圧の最大定格を300Vから440Vにまで上げた真空管ですが、
      この最大定格は真空管の放熱や、動作環境を十分に考慮してはじめて許容される限界値とされています。

      実際にギターアンプとして稼働する際に想定される連続運転での発熱や、過電圧による熱破壊のトラブルを
      考慮すれば、それなりの安全マージンを確保した上で商品の回路設計をするのが当然ですが、

      この時代のギターアンプは音の大きさを示すスペックを競う時代だったので、安全性を無視してでも数値上の
      最大出力を優先し、定格電圧を越えたアンプを製造しているメーカーは珍しくありませんでした。

      実際にこのCMECKMATE25でも内部電圧を実測すると、最大定格を超える約450Vが印加されていました。

      □□□

      50年代生まれの私の経験でも、この時代の真空管は白熱電球と同じ消耗品で、切れたら交換するのが普通で、
      一般的な真空管なら街の電気店に行けば1本数百円で売られていました。

      真空管が切れたら自分で購入してきて交換する前提で考えれば、当時は問題にならなかったのでしょうが、

      令和の時代に状態の良い7189Aを入手しようとしても高額ですし、もはや7189Aを探す事すら困難になって
      しまいました。

      製造から半世紀が経過した今、現存している7189Aを搭載したCHECKMATEシリーズの殆どは、現実には
      電気製品としては故障しているか、通電するのも危険な状態に陥っているものと推察されます。

      つまりCHECKMATEは、いわゆる通常の修理対応で再生&復活するだけでは危うい真空管アンプと言えます。

      ■■ CHECKMATEシリーズの問題点の解決策 ■■
      以上の様な事情により、この製品の場合は通常の修復&再生の作業をしても、最大定格電圧を超えてしまう、
      危険を伴う回路設計上にの問題が解決しません。

      このヴィンテージなアンプの魅力を残しつつ、現在でも安心して使用できる解決策として考えた私の選択は、
      最大定格を越えるB電圧の電源回路を見直し、安全な動作が出来るように設計を変更する方法を選びました。

      電源回路の設計を変更し、当初は450V近くあったプレート電圧を、真空管にとって余裕で安心な220V程度
      にまで下げました。

      これによって、それまで危険な高電圧で無理やり絞り出していた25Wという出力は、実質で10~12W程度に
      まで低下しますが、

      最大出力25Wのパワーが自慢だった50年前と違い、大出力なデジタル・アンプが安価に入手できるこの時代、
      真空管のヴィンテージ・アンプに出力の大きさを求める事に意味は無いと思われます。

      それよりも貴重な真空管に負担を掛けず、安心して鳴らせられる10W程度の出力があれば十分と考えました。

      また、設計変更後の回路電圧であれば7189Aに限らず、ピン互換性があり、今でも入手が容易な6BQ5/EL84
      と差し替えても何ら問題ありません。

      ■■ レストア再生&調整済み ■■
      前記の電源回路の変更作業と共に、出品にあたり通常のオーバーホール調整を済ませております。

      □ 経年劣化や不具合の見られた電子部品は、必要に応じて交換等を済ませております。
      □ 電源回路の設計変更に伴い、平滑回路の強化やワイヤリングの引き回しの修正等を施しました。
      □ 回路変更後の出力管には新品の EL84/6BQ5 を搭載いたしました。
      □ 筐体はクリーニングを済ませ、可能な範囲にて全体にレストア再生いたしました。

      経年劣化に伴い多くの点数の電子部品を交換しましたが、オリジナルの「CHECKMATE 25」のアンプ特性
      に関しては、良くも悪くも個人的な嗜好で意図的に修正&変更はしておりません。

      元の仕様ではヘッドとスピーカー部は金具で固定するようになっていますが、ヘッドのみを単体で使う場合
      には不都合ですので、固定金具は廃止して、アンプ部の底部には一般的なゴム足を取り付けました。

      製造から約55年が経過した電気製品ですので、画像では分かりにくいですが、スピーカー傾斜スタンド等の
      メッキされた金属部品には、年式なりに錆び腐食や劣化が見られます。

      当時のままの品質レベルですがスプリング・リバーブも、トレモロ機能も整備の上で正常に動作いたします。

      ただ70年代以降に主流になった、Fender系アンプの高性能リバーブ・タンクとは品質が違いますので、
      この時代の製品で搭載されているリバーブの残響音には多くを期待されない方が良いと思います。

      ■■ 追記事項 ■■
      以上、半世紀以上も昔のヴィンテージな真空管アンプを、現代でも安心して稼働できるようにする事を目標と
      して回路変更&整備を施した製品となります。

      CHECKMATE25は1960年代の、当時の若者が求めるエレキ・サウンドの要望を満たす様に設計&販売されて
      いた製品ですので、当時を知らない世代が考えるギターアンプの基準では評価が難しい製品かも知れません。

      当時の音楽を体験していない世代の方々には違和感が大きく、共感を得るのが難しい製品かも知れません。

      真空管ギターアンプに対する価値観の違いによるクレームには対処致しかねますので、この製品の存在価値を
      ご理解を頂ける方にご検討いただければ幸いです。

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